最初はこんな感じでESTAのことを1ミリも知らない私でもESTAの申請をし無事承認されました。
私の場合は代行は使用しなかったので2人で$28ですみました。
英文で埋める形ですが、住所とか地名とかなので語学力がなくても申請はできます。
今回はESTAの申請方法についてご紹介します。
CONTENTS
まず、ESTAって何?
ESTAはハワイなどアメリカに入国する時に必要になります。
ESTAとは、一般的にエスタと呼称し、Electronic System for Travel Authorizationの略であり、アメリカの電子渡航認証システムのことです。
渡航認証とは、入国カードと同じ働きをし渡航者の中に危険人物が含まれていないかどうかを事前に把握するために米国政府が導入したシステムになります。
簡単にいうと短期的なビザようなもの。危険人物が入国したりテロが起きないように行なっている認証システムのことです。
ESTAを申請していなかったり承認されていなかったりすると飛行機に乗ることはできません。
なので必ず行う必要があります。
ESTAはいつまでに申請すればいいの?
アメリカ政府では渡航の72時間前(3日前)までに登録することが推奨されています。
なので早めに申請しておくことをおすすめします。
また、ESTAは取得から2年間有効です。パスポートの方が有効期限が短ければそちらの期限になります。
期間内であればまたESTAを申請しなくてもアメリカに渡航することができます。
ただ、結婚や離婚などの理由で苗字が変わった場合はパスポート再発行にあたりESTAも再申請しなければいけません。
ESTAはどこから申請すればいいの?
ESTAは普通にアクセスすると英語版のページになりますが、実は日本語版のページもちゃんとあります。
上記が日本語版のESTA申請サイトです。
ちなみに「ESTA」とインターネットで検索するとESTA申請サイトが出て来ます。
そちらからも申請は可能ですが、代行手数料を多くとられてしまうのであまりおすすめできません。
よく間違える方は多いそうです。
自分で申請するのであれば上記のリンクから申請を行いましょう。
ここから飛ぶのが恐ければ外務省のページから飛ぶことをおすすめします。
自分でESTAを申請する方法
ESTAの公式サイトに行く
先ほどご紹介した米国国土安全保障省(税関・国境取締局)ウェブサイトに飛びます。
新規の申請をクリックします。
申請開始
次に「個人による申請」なのか「グループによる申請」なのか選びます。
今回私たちは夫婦で申請するので「グループによる申請」を選択しました。
「グループによる申請」は一回で人数分の申請と決済が可能です。
クリックすると「セキュリティに関する通告」のポップアップがでるので確認&続行をクリックします。
グループ申請の場合
グループ申請の場合は連絡担当者の情報を入力します。代表者でいいと思います。
組織名以外は必須項目です。入力が完了したら操作の継続をクリックします。
新しく申請する場合は新規の申請者を追加をクリックします。
免責事項
免責事項を読んで「はい」のほうにチェックをいれて次へ。
申請者情報を入力
ここからは記入例では定番の山田花子さんでご説明しましょう。
まず申請者情報を入力します。
全て英字大文字で入力しましょう。
性別は女性か男性か選んでください。
- 他の名前または蔑称を通用していますか?に該当していなければ「いいえ」を選択。
- 生年月日・・・申請する人の生年月日
- 出生した市区町村名・・・生まれた場所(例)名古屋市ならNAGOYA-SHI
- 出生国・・・生まれた国(リストから選べる)
- パスポート番号・・・日本のパスポートならアルファベット2文字と数字7桁の組み合わせ
- 発行日・・・パスポート発行日
- 有効期限・・・パスポート有効期限
- 国籍・・・自分の国籍(リストから選べる)
- 発行した国・・・パスポートを発行した国(リストから選べる)
- どこか他の国から、これまでに渡航用のパスポートまたは国家身分証明書を発給されたことはありますか?に該当しなければ「いいえ」を選択
別の市民権・国籍
該当しなければ以下全て「いいえ」を選択してOK。
- 今現在、あなたはどこか他の国の市民あるいは国民ですか?
- これまでにどこか他の国の市民または国民だったことはありますか?
GEメンバーシップ
「あなたはCBP Global Entryプログラムのメンバーですか?」に該当しなければ「いいえ」を選択
両親
両親の名前を英字大文字で入力します。※画像の名前は一例です。
片親の場合は一人分空欄になると思うので姓と名の箇所に「UNKNOWN」と入力します。
あなたの連絡先情報
(例)愛知県名古屋市中区本丸1-1ナゴヤハウス201 の場合
まずは住所を英文で起こしましょう。
(例)JAPAN AICHI NAGOYA-SHI NISHI-KU HONMARU 1-1 NAGOYAHAUSU 201
英文の場合は住所を反対から入れていきます。
- ホームアドレスライン1・・・区から番地まで
- ホームアドレスライン2・・・番地以降から部屋番号にいたるまで。戸建の場合は入力不要
- アパートメントの部屋番号・・・部屋番号
- 市区町村・・・市区町村
- 州/都道府県/地方・・・都道府県
- 国・・・JAPAN(リストから選択できる)
- 電話のタイプ・・・入力する番号の電話タイプを自宅/携帯/勤務先/その他から選ぶ
- 国番号+電話・・・国番号は81のまま。番号は電話番号の一番最初の0をぬいた番号をいれる。
- 電子メールアドレス・・・自分のメールアドレス
ソーシャルメディア(オプション)
空欄でOK
勤務先情報
現在または過去に勤務経験があれば「はい」を選択して空欄を埋めていきます。
※会社名や住所は架空です。
- 役職名・・・役職があれば英字で入力(例)CEO
- 雇用主名・・・会社名(例)あいうえお株式会社ならAIUEO Co., Ltd.
- ホームアドレスライン1・・・区から番地まで
- ホームアドレスライン2・・・番地以降の住所
- 市区町村・・・市区町村
- 州/都道府県/地方・・・都道府県
- 国・・・国(リストから選択)
- 国番号+電話・・・勤務先の電話番号。入力方法は先ほど同様
埋めたら次へ
渡航情報の入力
米国への渡航目的は他国へ乗り継ぐためですか?:乗り継ぐなら「はい」乗り継がないなら「いいえ」を選択。
今回は日本からホノルルへ直行するのでいいえを選択しました。
米国内の連絡先情報は旅行なら宿泊先を入力しましょう。
今回はハイアットリージェンシーワイキキビーチリゾートアンドスパの情報を入力しています。
(例)
ホテル名:ハイアット リージェンシー ワイキキ リゾート アンド スパ(HYATT REGENCY WAIKIKI BEACH RESORT & SPA)
住所:ハワイ州ホノルル2424 Kalakaua Avenue
電話: +1 808 923 1234
- 氏名・・・宿泊先の名前
- ホームアドレスライン1・・・番地まで
- ホームアドレスライン2・・・部屋の階数があれば。入力しなくてもOK
- ホームアドレスライン3・・・部屋番号。入力しなくてもOK
- 市区町村・・・市区町村
- 都道府県(州)・・・州はリストから選択
- 電話番号・・・宿泊先の電話番号
米国滞在中の住所は連絡先と一緒なら「上欄の、米国内の連絡先と同一」にチェック。
米国内および米国以外の緊急連絡先情報は家族の連絡先を入力しましょう。
※入力してあるのは例です。
入力完了したら次へ。
適格性についての質問
8つの質問に「はい」か「いいえ」で答えていきます。
ほぼほぼの方は「いいえ」になると思います。
権利の放棄を読んで、申請内容に関する証明と第三者による代理申請の場合に限定のチェックボックスにチェックを入れて次へ。
あなたの申請内容の確認
入力事項を再度確認していきます。
[ + ] をクリックすれば入力情報が確認できます。
各項目必ず一度クリックして「確認&続行」をクリックしないと次に進めませんので全て確認しましょう。
「確認&続行」をクリックすると「申請内容確認済み」とでます。
申請内容を変更する場合は「申請内容の内容を変更する」をクリックして編集しましょう。
検証は確認のためにもう一度情報を入力しなければ行けません。
パスポート番号、発行した国、姓(苗字)、生年月日を入力して次へ。
ここまでで一通りです。英字入力だし入力項目もたくさんあるので大変ですが、一度やれば次の新規申請者は簡単に入力できると思います。
グループ申請の場合は他の人の申請もしなければ行けないので次の画面で「新規の申請者を追加」をクリックして同様に入力していきます。
支払い
すべて入力が完了したら申請料金を支払います。
ESTAの申請費用は1人US$14.00です。クレジットカード払いのみです。
支払いは1週間以内に行わなければ行けません。期日は画面上に記載されています。
都合が悪くなければそのまますぐに支払った方が良いでしょう。
(画面キャプチャーし忘れました。)
渡航認証判定は72時間かかります
支払いしておしまいではありません。
支払いを終えると審査にはいります。なので、支払った時点では申請状況が「認証は保留中です」になっています。
判定は72時間以内に行われます。
渡航認証の確認
こんな感じのメールが申請時に入力したメールアドレスに届きます。
URLをクリックし、ログインしていきます。GroupIDはログイン時に必要になります。
(メールに届くURLは英語表記になるので日本語が良い方はこちらから)
「既存の申請内容を確認」にクリック。
個人申請なら「個人申請の状況確認」を、グループ申請なら「グループ申請の状況確認」をクリック。
次のポップアップを「確認&実行」をクリック。
- グループID:メールに記載されてる10桁の数字
- 姓:苗字
- 名:下の名前
- 電子メールアドレス:申請したときの自分のメールアドレス
- 生年月日
「申請の検索」をクリック
申請状況のところを見て「認証が承認されました」になっていればOKです。
どうしてもESTA申請方法がわからない場合は
どうしてもESTAの申請方法がわからない、申請する時間がないという方はESTA申請代行システムにお願いすると良いでしょう。
自分で申請するよりもお金はかかりますが、複雑な申請も代わりにやってくれます。
ESTA申請代行サービス会社のESTA SKYLINEでは代行手数料6.804円(税込、米国CBP認証費用14ドル含む)で代行申請してくれます。
24時間年中無休で受け付けており、不安や疑問もメールで答えてくれます。
まとめ
- 日本語表記のほうが当然わかりやすい
- 入力代行業者が多いので外務省のサイトから飛ぶのがおすすめ
- 入力は基本全て英語
- 1人10分〜20分入力時間がかかる。
- 自分で申請すれば1500円(1人)ぐらい
- パスポートとって宿泊先もきまったらすぐ申請したほうがいい
代行にお願いするとかなりお金をとられるので自分で申請することをおすすめします。
手間ですがやってみてくださいね!
ESUTA申請したのですが、米国への渡航乗り継ぐ為かのところ、間違って、はい、にしてしまった気がしますが、直せますか?
ESUTA申請の確認したいのですが、渡航の目的のところ乗り継ぎで無いのにはいと書いてしまいました。
ETSURA YASUO様
コメントありがとうございます。返事が遅れてしまい申し訳ありません。
お調べしたところ、乗り継ぎ欄の回答にミスがあっても修正する必要はなさそうです。
参考になれば幸いです。
良かったです。有難うございました。